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韓菜和牛コリアハウスBLOG

【韓菜和牛コリアハウスBLOG】
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我慢してください

「これ生までいける?」「いいえ、生レバーの販売は固く禁止されていますので…」。

「なんでやねん!よその焼肉屋は出してくれよるで」「必ず焼いてお召し上がりください」。

お客様とのこんな遣り取りに、一抹の胸騒ぎを感じていた矢先、京都市八幡市の焼肉チェーン店が、生レバーを提供したとして、運営会社の社長と店長が逮捕されました。

昨年7月の牛レバーの生食禁止令実施より以前、「生レバー」は焼肉業界にとって売り上げの10%ほどを占める人気メニューでした。

これを目当てに暖簾をくぐってこられるお客様も数多くいました。

それだけに、ユッケに続く生レバーの提供禁止措置は大きな痛手となりました。

40有余年に亘って、食中毒を一度も発生させることなく生レバーを提供し続けてきた弊店でも、何とも言えない不条理を感じずにはいられませんでしたが、法治国である日本で暮らす以上、コンプライアンスは人としての絶対要件。

今回、逮捕に至ったチェーン店でも、お客様の要求に抗しきれずに提供に応じたものと思いたいところですが、さきのお客様との対話を想起した時、いずれはこのルールを破って焼肉業界全体のイメージを貶める不埒な店舗が出現するのではと危惧していました。

当店では、ユッケや生レバーの販売禁止以来、保健所からの追跡調査や監督が幾度となく行われてきました。

おそらく同業他店も同様だと思います。

一方、生肉や半生肉を堂々と商品化している欧州料理店や、牛肉のたたきや生レバーを臆面もなく提供している居酒屋には保健所からの警告や調査はほとんど実施されていない態様。

この点を厚生労働省に問い合わせると、「居酒屋や欧州料理店では死に至るほどの重大な食中毒事件の前例がなかったから」という不可解な理由。

相対的に提供数で焼肉店が圧倒しているのだから当然の帰結ではあるけど、もしこれらのお店で同様の事件が発生すれば、慌てて警鐘を鳴らすおつもりなのでしょう。

お役所には「転ばぬ先の杖」という諺はないのでしょうか?

今から38年前、歌舞伎の人間国宝であった8代目坂東三津五郎さんが、フグの食中毒死で他界されました。

毒性を承知の上でおかわりまでした三津五郎さんの自己責任か、店側の罪か喧々諤々の論議を呼びました。

「食べたらあかん」と言われると、なおさら欲しくなるのが厄介な食通の心情。

たとえ「焼き肉用レバーです」と念を押して提供しても、中には生のままで食されてしまうお客さんがおられるかどうかまでは目が届きません。

こうした法軽視の風潮が、やがてレバーそのものの提供禁止に及ばないか不安です。

放射線照射など、安全な生レバーを流通させる方法はあるのですが、まだ実施には至っていません。

その日が来るまで、生レバー愛好者のお客様、どうか我慢のほどお願いいたします。

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[ 2013/10/16 21:41 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)
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ひがし(チェ・従業員)

Author:ひがし(チェ・従業員)
   
関西焼肉の女王、
いかりんさん始め、
多くの方々のサポートにより、
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「よーいドン!」
「モモコのOH!ソレみーよ!」

雑誌「焼肉ニクいっす!」

「特上 関西肉本」、
「KANSAI WALKER」等々、

数々のメディアに
ご紹介頂けるまでになりました。

創業40年、
全ての商品を国産&和牛に
こだわり続け、
地元千林でひっそりと
こつこつやってます。

皆様、ぜひ来ておくんなれー

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定休日:水曜日(祝祭日は営業!翌日の木曜日に代休)

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